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続・まりおの部屋

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2007年 03月 28日

ちょっと、アンタ!

ラバトのメディナ、旧市街の写真です。

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ここで、今日のタイトルの言葉を叫んでみたらどうなるか。。。が、今日のお話。。。。

まあ、みんな振り向くでしょうねえ。 何やら叫んでる、といいう感じで。
でも、全く意味不明で耳にしているか、というと、中には、「え、オレ?」って顔するひともあるかもしれない。 それはなぜか。。。。

実は、 「アンタ」という言葉に謎解きがあります。

アラビア語で、「あなた」 のことを、「アンタ」というのです。

だから、モロッコで文句がある時は、「ちょっとあんたねえ、、、」と前置きで使うと、ぐっと効果があるかもしれない、、、使ったことありませんが^^;

まあ、実際のところ、モロッコの日常の言葉では、「ンタ」 と聞こえます。
モロッコのアラビア語の日常語では頭の母音が抜けてしまうことがしばしばなんですよ。
又、タの発音を、チャという感じで発音する人もいるので、「ンチャ」 と聞こえることもあります。

で、これは、話し相手が男の人の場合。
アラビア語は、話し相手が男か女かで、二人称が変わります。
話し手が女性の場合は「アンチ」となります。 ですから日常語では、ンチ、ンチャなどと聞こえて、あまり美しいとは言えないんですが、ま、仕方ないですね。 他所んちの言葉ですので文句は言えず。

電話で話してる人が、ンタと使っていれば話し相手は男。 ンチならば受話器の向こうに女性がいるというわけ。 知られたくなくて、わざと、ンタを使う人がいるかどうか・・・は謎にしておきましょう。

とまあ、簡単!モロッコのアラビア語講座、おそまつさまでした^^>

by nmariomama | 2007-03-28 23:34 | ひとくちモロッコ | Trackback | Comments(12)
2007年 01月 26日

あー、日本語、、、息子の日本語

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去年の秋から息子が仕事を始めました。
少しは日本語も関係してるようで、日本語が使えるというのが採用の大きな利点になったようなのです。

今日はその息子と日本語のお話でもしようかと、、、

息子はこちらで生まれ、今年もうすぐ22歳になりますが、生まれた時から私が、しつこくしつこく日本語で話しかけたので、今でも私との日常会話は日本語です。
何回か日本にも行きましたので、日常会話にはほぼ不自由しません。
もちろん、日本で生まれて育ったお子さんには敵いませんが。。。

良く聞かれるんですよね、ハーフでこちらで生まれたお子さんに、日本語を話させたいのだけど、どうすればいいか、って。。。

そういう時、まあ、たいていはお母さんが日本人なんですが、
「おかあさん、あなたがお子さんに直接日本語で毎日話しかけてください。」と答えます。

たいていのお母さんはご主人との会話もあるし、お子さんとの会話にもフランス語か英語を使ってしまうんですね。
そのほうがお子さんの将来の為にもいいだろうと。
ここにいて、日本語は役に立ちそうに思いませんものね。
最初はそういう考えでも、ここで暮らしていくと、子供はもう一つの母国語、アラビア語をどんどん吸収していく。
当然でしょう。 一歩外に出るとアラビア語に取り巻かれる日常生活です。
でも、そうなってくると、母親は一種の焦りを感じてくるのだろうと思います。
多くの方はアラビア語がわかるという立場にはありません。
自分がわからない言語を子供がどんどん吸収していく。

あーやっぱり、子供には日本語も理解してほしい、、、

で、お子さんを日本語の補習校に通わせたりしてみるけれど、中々うまくいかない。
そんなこんなで、うちのが一応話せるので、良く聞かれるのです。

何でもないことなんです。 
おかあさん自身が子供に日本語で話しかければ、自然に子供は日本語を話すようになりますよ。 それは、母親と子供の大切なコミュニケーションの手段の一つだからです。
誰かに教わるより何より、お母さんとの会話で覚えていく、こんな素敵なことないじゃないですか。
とにかくあなたが日本語でお子さんに話しかけることから始めるのが一番ですよ。

うちでは夫と私の会話はフランス語。 私と息子は前述のように、日本語。
そして、夫と息子はこちらのアラビア語。 で、三人の共通言語がフランス語です。

で、ここで又良く聞かれます。
三つも言語が入って、子供は混乱しません?
いいえ、混乱しません。
小さい時からそういう環境にしてしまえば、環境の成せる技とでも言いましょうか、子供はすんなりその中で育つものです。

でも、ここで又問題が起きます。
子供が段々大きくなると、そうですね、中学校くらい、13歳あたりからでしょうか、親より友達、外の世界のほうにより興味を持つようになると、日本語が続かなくなるのですね。

親との会話より、友達との会話のほうが楽しいし、日本語が段々邪魔になってくる。
そうすると子供は話さないようになります。

これは私も経験しました。 特に男の子ですので段々母親といる時間も短くなってくる。
息子も一時日本語離れを起こしそうになりました。

それで私が考えた日本語引き止め作戦は、彼が興味を持っている話題を日本語に持ってくるというもの。
彼の趣味に徹底的に付き合おうというもの。

モータースポーツ、F1やら、モトGPやら、ラリーやら。。。
バスケットのNBAやら、、、ギター、ロックのアーティストやら、、、
それらのテレビも一緒に見て、ああだこうだ、いろいろ聞き、いろいろ言わせ、、、

ああ、しんど、、、でしたが、これらのことで彼に付き合ったおかげで、今彼の日本語が健在だと言えるのではないかと思います。

これが幸いして、思春期の難しい時期も日本語とともに、何か乗り切ったような気がします。

今、彼は漢字の読み書きに四苦八苦してます。
早くにやらせておけば良かったのですが、話すだけでもできれば御の字、という気持ちがあり、まあ、まさか日本語を必要とする仕事なんかしないだろうとタカをくくっていたのです。

でも、嬉しい気はしています。
まだまだ、これから先はわかりませんが、しつこく日本語で育てた甲斐があったかなあ、、、と。

余談ですが、私が息子を日本語で育てたのは、特に深い考えがあったわけではありません。
タダタダ、日本語で話しかけるのが一番楽だったからです^^
私の怠け心が功を奏したか。。。

そして、もうひとつ、息子の日本語の会話は、送ってもらったビデオのどらえもん、しんちゃん、ガンダムなどが基礎となっており、カタカナ、ひらがなは、漫画のドラゴンボールで、易しい漢字の教科書は、やはり、漫画のスラムダンク・・・・(彼はこれを読んで、バスケットを始めた奴です^^)
e0092286_1472741.gifあはは、これで日本語も使って仕事してるんだから大した度胸だあ!

と、唐突にテーマにした息子の日本語について、、、とりとめなく記してしまいましたが、
お付き合いいただき、ありがとうございました^^>
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by nmariomama | 2007-01-26 02:00 | 徒然何でも在り記 | Trackback | Comments(24)
2006年 07月 19日

アルハムドゥリラー

あー、今日、ラバトは又もや熱風が吹いております。
熱いよー!

しかし、息子がデジカメを持って行った先のフェズは内陸に位置するために、もっと熱い。
ラバトがこれなら、きっと今頃向こうは、42~3度。
ローストになってなければいいが・・・と母は心配の境地であります。。。
いえ、カメラがです^^;
息子は水浴びができるが・・・カメラは・・・・

さて、今日はちょっと昨日忘れてしまったこと。
昨日の記事でコメントを入れてくださったうるわしさんが、ビスミラーはクシャミの後なんかに言う、英語の (God) bless you みたいなものかとご質問くださったことで気がついたのです。

クシャミの後に言う言葉は又、別にあるのです。
これも昨日の二つの言葉とワンセットみたいなものなので、昨日一緒にお話すれば良かったのですが・・・

もうひとつ、アルハムドゥリラー という言葉がそれです。
訳すと、「アラーの神のおかげ」。

一番良く使うのは、誰かと会った時の会話で、おかげ様で、と言う時に。
「お元気ですか?」「はい、元気です。」
で、この後お元気ですか?と聞いたほうの人が、「アルハムドゥリラー」と言います。
意味としては、日本語のおかげ様で、に当たりますが。

「病気良くなった?」 「良くなったよ、ありがとう。」
この時にも、聞き手のほうが、この後、アルハムドゥリラー、と言って締めくくります。

で、この言葉、クシャミの後にも使うんですよねえ。
それから、びっくりするのは、食事の後などのゲップの時にも。

こちら、ゲップは人前でやっても何ら失礼に当たりません。
返って、ゲップが出るほど食べさせていただいてありがとうございます、と感謝するくらい。
で、誰のおかげでこんなに食べさせてもらったかというと、アラーの神!アルハムドゥリラー、ということになります。

全く、発想が全然違うと言うか、驚くことが多くて大変です^^;
昨日と引き続いて言葉の話をささせていただきました。

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さて、昨日若干の方から簡単ケーキのレシピのご要望がありました。
ご希望の方、Moreをクリックしてください。

More

by nmariomama | 2006-07-19 00:24 | ひとくちモロッコ | Trackback | Comments(16)
2006年 07月 18日

インシャラー & ビスミラー

さて、昨日予告致しましたとおりのタイトルです。
もう一つくっついていますが、これはワンセットみたいなものなので、一緒にご紹介してしまいましょう。

では、まず、インシャラー。

この言葉は皆さんもどこかで耳になさったりしているんではないでしょうか。
直訳すると、『アラーの神がお望みならば』、ということになります。

つまり、完全に宗教的な言葉ですが、もう、本当に日常的に使われます。

で、どういう時に使われるかというと、大雑把に言って、約束を含む未来系の会話の最後には、すべて付け加えられます。

「明日会えますか?」 「はい、会えますよ、インシャラー。」

というのが一番良い例でしょうか。

おいおい、それじゃ、アラーの神が望まなければ会えないのかい、といいうことになりますが、早い話、そうなんですよね。
不都合で会えなくなっても、それは神がそうしたことだから・・・となるわけです。

これをビジネスの世界でやられると、本当に疲れる、とは良く言われること。
律儀にインシャラーの言葉通りに考えていた日には、アポイントを取ったって、オチオチしてられません。
ましてや、契約書にサインとなると、ヒヤヒヤしてしまいます。

タクシーに乗っても行き先を告げると、まずインシャラー、なんですよ。
神が望まなければ、ちゃんと目的地に着けないかも知れず、なんて考えてしまいますよね。

一見言い訳のように聞こえる言葉ですが、すべて、アラーの神が中心に動いている世界ですから、仕方ありません。
アラーの神の日常生活の浸透率は大変高いものですから。

でも、乗り気でない誘いに、まあ、行ければ行きますが、行けなかったら、すみません。というような、ニュアンスを含めたい場合には、大変便利です。
ゴチャゴチャと言い訳するより、最後ににっこり笑って、ありがとう、インシャラーとくっつけておけば、事前に事は解決する、という具合です。

さて、これに平行して頻繁に使われるのが、ビスミラー、という言葉です。

これは、直訳すると、「アラーの神のご加護のもとで」 となります。

この言葉はちょっと、安心ですね。
これは、何かが成される時、つまり、行動を起こす時に必ず用いられる言葉です。

ビジネスの世界だと、契約書にサインをする時、この言葉をぶつぶつと口にした後、おもむろにサインがなされます。
タクシーの例で言えば、行き先を告げ、インシャラーの後に、車を発車させる時に使われます。

それから、食事の前、日本語のいただきます、に当たるのもこの言葉。
物を受け取る時も同じです。

日本も知らぬ間に、日常の中で仏教の教えの言葉を使っていたりしますが、こちらではもっと意識下に置いて、アラーの神が言葉の端々に出没する、というお話でした。

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☆しつこく簡単ケーキです。

先週、乾燥プラムの実を紅茶で煮て柔らかくし、ケーキの生地に混ぜて見ました。
煮汁の紅茶も一緒に使ったら、味の良いプラム入りケーキが出来上がりました♪
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by nmariomama | 2006-07-18 00:16 | ひとくちモロッコ | Trackback | Comments(21)