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続・まりおの部屋

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2008年 04月 06日

赤い街、マラケッシュ

PCのご機嫌伺いをしながら小出しのレポートとなってしまっていますので、まだまだ旅のお話が続きます^^ゞ

で、今日はマラケッシュの街の様子を少しご紹介できればと思います。

マラケッシュは、11世紀にできた街で、街の建物がこの地独特のピンクっぽい色でできているため、別名赤い街、とも呼ばれています。

現在第一のモロッコの観光地、観光のメッカと言えるでしょうね。

街の代表的な観光の場所、夜のジャマエルフナ広場。
毎夜、ここではお祭り騒ぎ。 屋台が並び、怪しげな大道芸人が繰り出され、観光客のため、というよりは、まずは土地の人たちが楽しんでいる様子です。
赤い街、マラケッシュ_e0092286_4581123.jpg


変わって昼のフナ広場。 カフェの二階から撮影。
お店も出てますが、ここはやっぱり夜行かなきゃ、という雰囲気。
赤い街、マラケッシュ_e0092286_4594712.jpg


街中の様子。
この街はアップダウンの少ない平らな街なので、以前は見回すと自転車がすごく多いのが目立ちましたが、近年はバイクに代わっているのでしょうね。それほどではなくなったようです。
赤い街、マラケッシュ_e0092286_554586.jpg


そんな中でも相変わらず街中を走っているのが、馬車。
タクシー代わりに走っている庶民用の馬車がありますが、これはどっちかな。
ちょっと乗っている人が観光客っぽいですね。
赤い街、マラケッシュ_e0092286_592299.jpg


キオスクのようなお店。
赤い街、マラケッシュ_e0092286_5151843.jpg


モロッコの伝統的なコスメやお風呂グッズ
右下のなんだかネッチョリしたものは、オリーブオイルを練り状にしたもの。
石鹸代わりに使います。 上の左のほうはかかとこすり。右はそのまま指につけると赤くなり、口紅になるという代物。 左下にちょこっとだけ緑の粉のようなものが見えますが、これはヘンナ(ハンナ)、もともとは染料ですが、これをお湯で溶いて髪になじませパックしたり、髪を染めるのにも使います。
赤い街、マラケッシュ_e0092286_5143214.jpg


マラケッシュはいろいろモニュメントとしての見所も多い地ですが、こちらは、バディ宮殿跡。もうほとんど廃墟と化していますが、内部は大変広く夏はここで音楽フェスティバルが行われたりと現代においての利用価値もあるようです。宮殿の名前となっているバディは、比類なきものという意味だそうなので、当時はどんなに立派だったか偲ばれます。
赤い街、マラケッシュ_e0092286_5302845.jpg


次はメナラ庭園と呼ばれる庭園の中にある貯水池。19世紀に作られたもので、当時の王が
遠方に見えるパビリオンのような建物を避暑に使ったとのこと。
赤い街、マラケッシュ_e0092286_5415113.jpg

この水は60kmほど離れたアトラス山脈から、山の雪解け水を引いてきているもので、ケタラと呼ばれる人口の地下水路がそのために作られています。
この水は周辺のオリーブ林の灌漑用水にも利用されているという優れものでもあります。
夏が40度以上になるこのマラケッシュの街が潤っているのは、アトラス山脈の雪解け水のおかげなんですね。この山脈があるおかげで、モロッコの西はサハラ砂漠から守られているし、モロッコにとってこの山は実に大切だということが良くわかります。

メナラ庭園のそばの観光客用のらくだ。人待ち顔?
赤い街、マラケッシュ_e0092286_5435652.jpg


さて、マラケッシュでは何を食べたのかな?
この写真じゃわかりにくいですね。 どうやら炭焼きのひき肉のようです^^
赤い街、マラケッシュ_e0092286_5461240.jpg


というところで今回はおしまい。
今日の写真はすべて、T子さんから拝借。
次回からいよいよッ!ワタクシめの新しいカメラでの写真が登場するか!
こうご期待~♪

by nmariomama | 2008-04-06 05:52 | 2008年春、モロッコ国内旅行


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