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続・まりおの部屋

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2006年 04月 24日

ラバト、ウダヤ地区

ラバトの海側に、ウダヤと呼ばれる地区があります。
ここに12世紀の砦の跡が残っています。
ラバトの街はここから始まったと言われている場所です。
因みにラバト(Rabat)とは、そのものずばり、砦という意味だそうです。

砦の大きな門に入る前に写しました。
土曜日の夕方で人がいっぱい。右手が旧市街で、前方彼方がラバトの街の中心部。
左手の大きな壁が砦の壁。12世紀に建てられたもの。
ラバト、ウダヤ地区_e0092286_2253428.jpg


砦の中には庭園がありますが、この日はまりおと一緒だったため、入れませんでした。
で、中の庭園の写真はこちらで

で、この庭園に入らず、ずっと上っていくと、ウダヤの住居地区になります。
15~6世紀、スペインまで勢力を伸ばしていたアラブ勢力が、十字軍によって滅ぼされましたが、このウダヤの住居地区には、その時に追われて、モロッコまで逃げてきた人たちが多く住んでいたと言われています。
彼らはスペインで得た富を持ち帰りましたから、ここに住んでいる人たちの先祖はお金持ちだったわけで、今でも金銀財宝が隠されているのではないかと、真しなやかなる噂が残っています。
真相は如何に?
住居地区はこんな感じ。ちょっと地中海を思わせる雰囲気。
ラバト、ウダヤ地区_e0092286_22144541.jpg

まりおもここで、パチリ!でも人が多く通っていたので落ち着かず。。。
ラバト、ウダヤ地区_e0092286_2218546.jpg

最後砦の一番上の所に行くと海が見渡せます。
写真は海からの敵に対して作られた、見張りの塔。
ラバト、ウダヤ地区_e0092286_22201668.jpg


住居地区で良く見られる、ドアノッカーのお話があるんですが、それは明日に。

by nmariomama | 2006-04-24 22:29 | 自然・花・風景


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